車輪梅染しゃりんばい

Yeddo Hawthorn Dye

車輪梅染
和名シャリンバイ(車輪梅)
別名テーチ木 テカチ
英名Techi tree
学名Rhaphiolepis indica var. umbellata
科名属名バラ科シャリンバイ属
分布山形 宮城以外の本州 四国 九州 沖縄 台湾 南朝鮮
品種
特徴常緑低木または小高木 枝/車輪状にでる 葉/倒卵型,暑い革質 花/枝先に円錐花序,五弁,白 果実:球形,黒
染色部位幹 小枝 
染色時期

シャリンバイの特徴

日本(宮城県以西の本州)、韓国、台湾に分布する常緑低木。花は梅に似ていて枝が車輪状に出ることからこの名がつけられた。開花時期は5月から6月で、秋には黒紫色の球形の実をつける。
海岸付近に生育することから葉は厚く革質で光沢がある。大気汚染や暑さに強いため、公園や道路の植え込みによく利用されている。沖縄の方言ではテカチ、奄美大島ではテーチ木と呼ばれる。

シャリンバイ テーチギ

シャリンバイ テーチギ

シャリンバイ テーチギ

車輪梅染めについて

樹皮にははタンニンが多く含まれる。奄美大島では鉄分を含む泥田の泥水に浸して媒染し、で黒褐色に染色する。

草木染め方法

媒染法を用いて染色をする。
ステンレス製の鍋に刻んだ幹材と水をいれ、にかけて沸騰させ煮煎する。60分ほどしたら布で濾し、できた煎液を染色原液として使用する。4回程煎液を抽出できる。
植物繊維を染める際は豆汁などで下染めをする。先媒染法によるアルミ媒染の後に、染色を何度も繰り返し濃色に染め上げていく。

車輪梅染めの媒染による色の違い

黒緋くろあけ
幹材 /鉄媒染(Fe)
C0,M48,Y41,K62
R97,G50,B57
黒橡くろつるばみ
幹材/ 鉄媒染(Fe)
C0,M16,Y13,K85
R38,G32,B33
蒲色かばいろ
幹材 / 銅媒染(Cu)
C0,M16,Y44,K51
R125,G105,B70
黒鼠色くろねずみいろ
幹材 / 鉄媒染(Fe)
C6,M0,Y21,K74
R62,G66,B52

草木染めの色辞典

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