緑茶染りょくちゃぞめ

Tea dye

和名チャノキ
別名緑茶 中国茶 煎茶
英名Tea Plant
学名Camellia sinensis var. sinensis
科名属名ツバキ科ツバキ属
分布中国 インド(ダージリン地方) 台湾 スリランカ(セイロン島)
品種ヤブキタ
特徴永年性の常緑樹 葉/小葉,広皮針形または長楕円形,先が尖り葉縁に鋸歯,濃緑色,光沢有  花/白,六~八花弁 果実/朔果 種子/無胚乳 茶種/緑茶、黄茶、白茶、烏龍茶、紅茶
染色部位葉(生葉,乾燥葉)
染色時期

チャノキの特徴

ツバキ科ツバキ属の常緑樹で、加工した葉は水や湯で成分を抽出し「茶」として親しまれている。野生では高木となるが、低木仕立てで、低く刈り込まれる。10月~11月に白い花を咲かせる。

緑茶染めについて

緑茶染めの色素

草木染め方法

媒染法を用いて染色をする。
ステンレス製の鍋に緑茶と、水をいれ火にかけて沸騰させ煮煎する。60分ほどしたら布で濾し、できた煎液を染色原液として使用する。4回程煎液を抽出できる。
植物繊維を染める際は豆汁などで下染めをする。先媒染法によるアルミ媒染の後に、染色を何度も繰り返し濃色に染め上げていく。
また、抽出回数によって色の発色も異なり、回数を重ねるにつれ黄みが増す。

緑茶染めの媒染による色の違い

いろ
/ 媒染(Al)
C00,M14,Y35,K36
R,G,B
いろ
/ 媒染(Fe)
C00,M05,Y13,K47
R,G,B
ちゃいろ
/ 媒染(Cu)
C00,M12,Y29,K18
R,G,B
いろ
/ 媒染(Al)
C00,M07,Y27,K15
R,G,B

草木染めの色辞典

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