ホップ染ほっぷぞめ

hop dye

ホップ
和名セイヨウカラハナソウ(西洋唐花草)
別名ホップ
英名hop
学名Humulus lupulus
科名属名アサ科カラハナソウ属
分布
品種
特徴
染色部位花 葉 茎
染色時期

ホップの特徴

アサ科カラハナソウ属のつる性多年草で、和名はセイヨウカラハナソウという。雌雄異株でビールの主要な原料となる「毬花」と呼ばれる雄花は雄株から収穫される。毬花を割ると中にルプリンと呼ばれる黄色い顆粒があり、これがビール苦みと香りの元となる。

ホップ染めについて

ホップ
ホップ
ホップ

草木染め方法

媒染法を用いて染色をする。
ステンレス製の鍋に、5センチメートル程にカットしたホップの葉茎と、水をいれ火にかけて沸騰させ煮煎する。60分ほどしたら布で濾し、できた煎液を染色原液として使用する。2回程煎液を抽出できる。
植物繊維を染める際は豆汁などで下染めをする。先媒染法によるアルミ媒染の後に、染色を何度も繰り返し濃色に染め上げていく。

ホップ染の媒染による色の違い

いろ
茎 葉 / アルミ媒染(Al)
C0,M9,Y44,K7
R237,G216,B133
いろ
茎 葉 / 鈴媒染(Sn)
C0,M11,Y29,K20
R204,G182,B145
いろ
茎 葉 / 銅媒染(Cu)
C0,M23,Y39,K37
R161,G124,B98
いろ
茎 葉 / 鉄媒染(Fe)
C0,M8,Y21,K48
R133,G123,B105

草木染めの色辞典

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