ミモザ染みもざぞめ

mimosa dye

ミモザ染 草木染 flowerdye
和名ギンヨウアカシア フサアカシア
別名ミモザ
英名mimosa
学名Acacia baileyana F.Muell.
科名属名マメ科アカシア属
分布オーストラリア ニュージーランド等
品種ギンヨウアカシア
特徴高木又は低木(4~10m)葉/偶数2回羽状複葉,羽片が2~4対(最大6対),各羽片に小葉が12~20(8~24)対,銀緑色 花/黄色,小さな花が多数集まった球状の頭状花序を総状に多数つける
染色部位花 葉 茎
染色時期2-4月頃

ミモザの特徴

オーストラリア原産の常緑高木で「ミモザ」は房状の黄色い花を咲かせるマメ科アカシア属の植物の俗称である。ギンヨウアカシアやフサアカシアなどの品種がある。切り花としても人気が高く、球形の花には芳香がある。初夏になると豆果を付け、熟すと紫褐色になり裂けて種子を落とす。
ミモザ ミモザ染
ギンヨウアカシア(開花前)
ミモザ ミモザ染
ミモザ ミモザ染

ミモザ染めについて

ミモザ染
ミモザ染 染料の抽出

草木染め方法

媒染法を用いて染色をする。
ステンレス製の鍋に、5センチメートル程にカットしたミモザの葉茎と、水をいれ火にかけて沸騰させ煮煎する。60分ほどしたら布で濾し、できた煎液を染色原液として使用する。2回程煎液を抽出できる。1番液が最も鮮やかな色に染まり、2番液以降は彩度が落ちベージュに近くなる。
植物繊維を染める際は豆汁などで下染めをする。先媒染法によるアルミ媒染の後に、染色を何度も繰り返し濃色に染め上げていく。

ミモザ染の媒染による色の違い

いろ
花 葉 / アルミ媒染(Al)
C00,M04,Y45,K10
R,G,B
いろ
花 葉 / アルミ媒染(Al)
C00,M05,Y59,K11
R,G,B
いろ
花 葉 / 鈴媒染(Sn)
C00,M14,Y46,K23
R,G,B
いろ
花 葉 / 鉄媒染(Fe)
C00,M15,Y59,K44
R,G,B

草木染めの色辞典

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