オリーブ染おりーぶぞめ

Olive dye

オリーブ染 草木染
和名オリーブ
別名オイレフ オレフ
英名olive
学名Olea europaea
科名属名モクセイ科オリーブ属
分布海外:ヨーロッパ、南米、北米、アジア 日本:全国(香川県産などが有名)
品種ルッカ ミッション マンザニロ ネバディロ・ブランコ
特徴常緑高木
染色部位枝 葉
染色時期枝葉の採取:2-4月

オリーブの特徴

地中海、北アフリカ原産のモクセイ科オリーブ属の常緑高木で、果実は食用やオリーブオイルの原料として利用されるため、広く栽培されている。葉の表面には光沢があり、裏面は細毛に覆われて白っぽく見える。鉢植えや庭木としても人気があり、観賞用としても育てられている。初夏に白い花を咲かせ、その後緑色の実をつける。果実は熟すと紫黒色に変化する。

オリーブ染めについて

オリーブ染 オリーブの葉 olive leaves
オリーブ染 煮出

オリーブ染めの色素

草木染め方法

媒染法を用いて染色をする。
ステンレス製の鍋に5㎝~10㎝ほどにカットしたオリーブの枝と水を入れ火にかけて沸騰させ煮煎する。60分ほどしたら布で濾し、できた煎液を染色原液として使用する。4回程煎液を抽出できる。
植物繊維を染める際は豆汁などで下染めをする。先媒染法によるアルミ媒染の後に、染色を何度も繰り返し濃色に染め上げていく。

オリーブ染めの媒染による色の違い

薄黄色いろ
枝葉 / アルミ媒染(Al)
C00,M02,Y55,K00
R255,G251,B114
オリーブ色いろ
枝葉 / 鉄媒染(Fe)
C02,M00,Y66,K43
R142,G145,B049
枯野かれの
枝葉 / 銅媒染(Cu)
C00,M11,Y34,K15
R218,G194,B144
黄朽葉きくちば
枝葉 / チタン染(Ti)
C00,M33,Y69,K12
R224,G150,B070

草木染めの色辞典

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